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インターネットFAXとは

更新日時:

インターネットFAXとは、パソコン、スマートフォン、タブレットPCなどからインターネット経由でFAXの送受信が出来るサービスです。FAX専用機は必要なく、パソコンで作成したWord、Excel、PDFなどの文章データをそのままメールやWEB管理画面から相手先へ送信することが可能で、また、送られてきたFAXはPDFなどのファイル形式で受信できます。

FAXしたいファイルをメールに添付して特定のメールアドレスに送り先の番号をつけて送信したり、提供されたWEB管理画面より送受信できる仕組みで、パソコン以外にもスマートフォン、タブレットPCなどからも送受信できるため、外出先などでも利用出来ます。

インターネットに接続できるパソコン、スマホなどがあれば、FAX専用機は必要ないので、紙やトナーも不要で、また受信費用、送信費用なども通常のFAXに比べて格段に安く、経費削減することが出来ます。受信したFAXはPDF、またはTIFF形式のデータで届く為、パソコン上で管理することが出来ます。


 

主なインターネットFAXサービス

インターネットFAXを提供している主な会社にはどの様なサービスがあるのでしょうか?主要なインターネットFAX4社をご紹介します。サービスを提供する会社によって月額費用や送受信料金が異なりますので、詳細をチェックしてみてください。


jFax(ジェーファックス)

jFax(ジェーファックス)jFax(ジェーファックス)はわずか月額1089円(税込)の料金で受信100ページ、送信50ページまで月額料金で利用することができるインターネットFAXサービスです。使い方はメールで文書をやり取りする簡単な送受信方法で、また市外局番は東京03が利用できます。

使い方はメールにファイルを添付して送信するだけ。通常のFAX機宛に簡単にファックスを送信することができます。受信したFAXはPDFに変換されてメールに添付されて届きます。Excel、PDF・WORDなどのデータファイルをそのままファックス出来るので非常に便利です。携帯・スマートフォンからも可能です。

<料金体系>

初期費用 1,100円
月額費用 1,089円/月
FAX送信料金 0円(50枚/月まで)
超過時は11円/1枚
FAX受信料金 0円(100枚/月まで)
超過時は11円/1枚


jFax(ジェーファックス)の詳細はこちら
公式サイト

eFax
eFax(イーファックス)

eFax(イーファックス)eFax(イーファックス)はj2 Global Japanが運営する世界最大級のインターネットFAXサービスで、世界46ヶ国で1200万人が利用しています。パソコンやスマホアプリからFAXの送受信を行うことができます。月額費用に毎月送信150枚、受信150枚までの料金が含まれているのが特徴です。パソコンで作成したPDFやWORDのファイルを 印刷せずにそのままインターネット経由でFAXすることが出来るので、紙やインク、トナーもいらずランニングコストも大幅に削減することが出来ます。

eFax(イーファックス)はインターネットにアクセスできる環境さえあれば世界中どこからでも利用することが可能で、通常のFAXと同じ感覚で使うことができます。FAXの送受信をメールで行う仕様で、最大5つのメールアドレスでの同時受信が出来る為、複数人で使えばFAXが来たのを見落とすこともありません。メールボックスでFAXが管理出来るので、後で内容を確認することも出来ます。FAX番号は03や06など通常の市外局番から始まる専用番号をオンラインで取得することができます。申し込めば即日から使うことができます。

<料金体系>

初期費用 1100円
月額費用 1980円/月
(※年払いは税込19800円)
FAX送信料金 0円(150枚/月まで)
超過時は11円/1枚
FAX受信料金 0円(150枚/月まで)
超過時は11円/1枚


eFax(イーファックス)の詳細はこちら
公式サイト

movfax(モバックス)
MOVFAX(モバックス)

MOVFAX(モバックス)MOVFAX(モバックス)は、クラウド型のインターネットFAXサービスでPC、タブレット、スマホでFAXを送受信することが出来ます。クラウド型ということで基本はWEB管理画面での操作になり、送受信したFAXはクラウドサーバーで管理することが出来ます。

MOVFAX(モバックス)のインターネットFAXには、スタンダードプランとプレミアムプランの2つがあり、月額費用に含まれるFAX受信数や送信費用など同じですが、プレミアムプランではIDを5つまで発行可能で、各IDに権限の制限をつけることができるようになっています。その他、「受信FAXの自動振り分け機能」、「ユーザーごとに受信箱・送信箱を用意+閲覧権限が設定できるサブID機能」、「受信FAXに対する処理・状態を設定、共有できるステータス機能」などが追加機能として使えるようになっています。クラウドタイプのインターネットFAXなのでWEB管理画面の保存機能が充実しており、過去4ヶ月分のFAX受信履歴・受信原稿をWEB画面より閲覧、ダウンロードすることができます。

<料金体系>

初期費用 スタンダード:1100円
プレミアム:1100円
月額費用 スタンダード:1078円
プレミアム:4378円
(※月額基本料金30日分割引)
FAX送信料金 1送信2枚まで8円(税別)
(※通信時間条件無し)
FAX受信料金 1ヵ月1000枚まで無料
1001枚以降:8円(税別)/枚

MOVFAX(モバックス)の詳細はこちら

Message+(メッセージプラス)
Message+(メッセージプラス)

Message+(メッセージプラス)Message+(メッセージプラス)はアクセルコミュニケーションズが運営するパソコン、スマホ、携帯電話で簡単にFAXを確認できるクラウド型のインターネットFAXサービスです。WEBブラウザの管理画面から送受信が管理できる他、iPhone、android両方のスマホのアプリ、またiPadでもFAXアプリが利用可能です。また受信したFAXや音声をメールの添付書類としてメール転送することも出来ます。

メッセージプラスはクラウドで管理されるので、インターネット環境があればPC・スマホ問わずその場でFAXの送受信が可能で、オフィス外にいてもオフィス同様に業務が行えます。単月での契約だとコスト高ですが、年間契約すれば初期費用もかからず、月額換算で871円と他社のインターネットFAXサービスと比べても非常に安く利用することが出来ます。FAX送信は1枚当たりの費用が16円と他社と比べて高いですが、初年度のみ200枚分の送信につかえるポイントが付与されるので、送信が少ないのであれば最安値で利用できるインターネットFAXです。

<料金体系>

初期費用 1100円(年払いの場合は無料)
月額費用 1045円(年払いは月額換算で871円)
FAX送信料金 16円/1枚
(初年度のみ200枚分の送信ポイント付与)
FAX受信料金 0円

Message+(メッセージプラス)の詳細はこちら

Toones
Toones秒速FAX Plus/秒速FAX送信

Toones秒速FAX Plus/秒速FAX送信株式会社Karigoが運営するインターネットFAXサービスのToones(ツーネス)には、送信のみのサービス「秒速FAX送信」と、受信のみのサービス「秒速FAX Plus」の2つのサービスがあり、送信、受信をそれぞれ別のインターネットFAXサービスを利用して行います。「秒速FAX送信」は初期費用、月額無料で、送った枚数毎に料金が課金されるシステムとなっています。Toones(ツーネス)秒速FAX Plusは、今使っているFAX番号をそのままインターネットFAXの番号として利用することが出来るナンバーポータビリティのオプションがあり、通常のFAXからの乗り換えも楽に行えます。受信したFAXはメールで通知してくれる他、WEB管理画面から受信確認することが可能で、受信した日時や枚数、データ内容等を確認出来る受信履歴機能もあります。

<料金体系>

初期費用 ・秒速FAX送信:無料
・秒速FAX Plus:1100円
月額費用 ・秒速FAX送信:無料
・秒速FAX Plus:
SOHO:520円
ベーシック:840円
ビジネス:1030円
FAX送信料金 7~10円/1枚
※利用枚数によって異なる
FAX受信料金 秒速FAX PlusSOHO:8円
ベーシック:3円
ビジネス:無料

Toones秒速FAX の詳細はこちら

⇒インターネットFAXの一覧・比較

  • インターネットFAXの仕組み

    インターネットFAXから一般のFAX機へ原稿を送る場合、一般のFAXでは紙に書かれている文字を符号に変換して相手の受信機に送る仕組みですが、インターネットFAXの仕組みはパソコンやスマホ等で作成した原稿データを相手の番号へ送信すると、サーバー内でFAX符号に変換して相手の受信機に送る仕組みとなっています。
    また反対に、一般のFAX機から送られた原稿をインターネットFAXで受信する場合、相手のFAX機が原稿を符号化してから送信し、送信されたFAX符号をインターネットFAXのサーバーが受信した後にPDFなどの画像データへ変換して、パソコンやスマホに送られる仕組みとなっています。


  • 一般のFAXとの違い

    インターネットFAXを導入しようと検討されている方は、一般のFAXとの違いは何なのかを確認したいのではないでしょうか。一般のFAXと比較して、何か不都合なことが起こらないか?問題点はないのかと考えてしまうかもしれません。
    一番の違いは回線です。通常は電話回線を利用するのに対して、インターネットFAXはインターネット回線を利用して送受信を行います。FAX送受信に使用する端末も異なり、インターネットFAXではパソコンやスマホ、タブレットなどを主な端末として使用します。その為、わざわざ紙に印刷して読み込ませなくとも、そのままパソコンやスマホで作成した原稿データを送信することが出来ます。また、受信するFAXはPDFに変化されてパソコンに届くので、パソコンやスマホなどの端末で送受信を完結できます。
    紙を使用しない為、紙代、インク代などがかからず費用を抑えることが出来ますが、手書きした打合せ内容や、契約書へのサイン、押印した書類などを送るには一度スキャンする必要があります。紙を使用しなくなるという点は、一般のFAXに比べて使い勝手が違ってきます。
    ⇒一般のFAXとの違い

  • 送信・受信の使い方

    インターネットFAXは、メール、WEB管理画面、スマホアプリの3つの方法で送受信を行うことが出来るようになっています。メールを利用する場合、パソコンやスマホで作成したファイルをメールに添付して、送り先の番号を発行されたアドレスの先頭につけて送信すれば、FAXとして送ることが出来ます。また送られてきたFAXは、メールにPDF等の形式のファイルとして添付されて受信します。WEB管理画面やアプリも同様に、原稿を選択して、相手先の番号を指定して送信し、受信したFAXは受信一覧に表示されて詳細を閲覧することが出来るようになっています。これら3つのツールは会社によって提供される内容が異なります。

  • インターネットFAXの料金は?

    インターネットFAXの料金には、最初の登録にかかる1.初期費用、2.月額固定費用、3.FAXの送受信枚数ごとにかかる送受信費用の3つがあります。その料金はインターネットFAX会社によって異なりますが、初期費用で1,000円程度、月額固定費用は1,000円~1,500円程度で、送信費用は1枚につき10円前後の費用がかかります。また、受信費用はほとんどの会社が無料となっています。
    毎月の送受信枚数にもよりますが、一般の加入電話の回線費用と比べても月額固定費用は安く済みます(加入電話の回線料金はプランによって異なりますが、1,700円~3,500円程です)。また、受信費用はほとんどのサービスで無料となっており、送信は1枚につき7~15円程度の料金となっています。サービスを提供する会社によって異なります。
    ⇒インターネットFAXの料金比較

  • メリットとデメリット

    インターネットFAXは、FAX専用機を使わなくともPCやスマホなどを端末として利用できる点、データで管理できる点や、紙やインクを使わないなどコストを安くできる点などメリットは多いですが、デメリットもいくつかあります。手書きの書類や、メモ書きなどは一度スキャンする必要があったり、市内への送信が多い場合は通常のFAXに比べて料金が高くつく場合もあります。また、最大のデメリットは選べる番号の市外局番が限定されているという点です。主要都市であれば問題ありませんが、地方都市などの番号は市外局番が選べない場合があります。
    ⇒インターネットFAXのメリット・デメリット

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